エンジニアを新卒採用する4つの方法と学生の動向・おすすめ媒体を紹介

エンジニアの新卒採用をする際には、学生の動向をしっかり捉えながら採用を進めていくことが大切です。

当記事では、学生の動向からエンジニア新卒採用におすすめの媒体、採用成功するためのポイントを紹介していくので、ぜひ自社の採用活動に取り入れてみてください。

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新卒エンジニア採用の難易度が上がっている理由

IT市場が拡大する昨今では、中途だけでなく新卒エンジニアの採用ニーズも高まっています。

一方で人口減少による若者の減少、IT人材の不足などが慢性的に発生しており、多くの企業が頭を悩ませる課題となっています。具体的にどのような状況が起こっているのか、次項で見ていきましょう。

またエンジニア採用が難しい理由に関して、下記記事でも解説しているので合わせてご覧ください。

▼エンジニア採用が難しい6つの理由とは?陥りがちな罠と、成果を出すためのチェックポイント

人口減少とIT人材不足

エンジニア採用の難易度が上がっている理由には、日本の人口減少とIT人材不足という要因があると考えられます。

総務省による見解では、日本の総人口は2004年をピークに急激な減少傾向にあり、2050年にはさらに約25.5%減少し人口が9,515万人となる見通しがされています。

さらに高齢人口が約1,200万人増加するのに対して、生産年齢人口は約3,500万人、若年人口は約900万人減少する可能性があるとされており、社会を支える若者の土台は少しずつ薄く脆くなっていくと考えられるでしょう。

人口減少が進むなかで新卒採用を進めていくとなると、当たり前ですが減少傾向にある若者を多くの企業で取り合う構図が生まれてしまいます。

エンジニア問わず、今後さらに採用難易度が上がっていく可能性は否めません。

くわえて経済産業省の発表を見ると「2030年までのIT人材の不足数を推計すると、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とすれば、将来的に40~80万人の規模で不足が生じる懸念がある」という試算もされています。

新卒採用ひいてはIT人材の採用難易度が、今後さらに激化することは容易に想像できるでしょう。

参考:総務省「我が国における総人口の長期的推移」

参考:経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課「IT人材育成の状況等について」

エンジニアを志望する学生の動向

新卒でエンジニアを採用するなら、学生の動向は必ず押さえておきましょう。

なかでも昨今の新卒採用のポイントは、インターンシップの正式活用が開始すること(25卒から)。

インターンシップの正式導入によって学生の動向が変化していく可能性もあるので、常に情報をキャッチアップしながら進めていくことが大切です。

大学3年生の6月までに就活を始める学生が7割程度

就活を始めるタイミングに関して、レバテックが実施した「エンジニア志望学生を対象とした就職活動の意識調査」では、大学3年生の6月までに就活を始める学生が7割程度いることが分かりました。

25年卒からインターンシップが正式に採用に活用できる背景も受けて、今後より早い段階で動き始める学生が増えていきそうです。

参考:日系XTECH「エンジニア志望の就活は大学3年6月までに開始が7割弱、レバテックが調査

サマーインターンシップ参加希望者は8割超え

就業体験を行えるサマーインターンシップの参加に関して、レバテックの「エンジニア志望学生を対象とした就職活動の意識調査」によると、8割以上の学生が参加を希望しているようです。

参加する目的に関して、最も多かった回答は「業界・企業・職種を理解するため(73.2%)」次いで「早期での内定獲得を狙うため(40.8%)」でした。

自分に合った業界や職種を知るため、興味のある企業を知るため、いち早く内定を獲得するためなど、就活の一環としてサマーインターンシップを活用する学生は増えることが考えられます。

これからエンジニアの新卒採用を行う企業は積極的にインターンの募集をしてみると採用効果に繋がりそうです。

参考:日系XTECH「エンジニア志望の就活は大学3年6月までに開始が7割弱、レバテックが調査

人気の開発言語はPython

レバレジーズ株式会社によるエンジニア志望大学生・大学院生200名を対象にした「プログラミング言語に関するトレンド調査」では、Pythonが1位という結果が出ています。

【仕事で使用したい言語ランキング】

1位Python70.0%
2位C/C++46.0%
3位Java46.0%
4位JavaScript30.5%
5位PHP7.5%
6位C#/C#.NET6.5%
7位Ruby3.5%
8位Objective-C/Swift3.0%
9位TypeScript2.5%
10位Kotlin2.0%
11位Go言語2.0%
12位VB.NET1.5%
13位その他2.5%
レバレジーズ株式会社「エンジニアを志望する学生が仕事で使用したい言語、2年連続「Python」が1位」

Pythonはシンプルで書きやすく、数多くある開発言語のなかでも初心者が学びやすい言語です。また汎用性が高い特徴もあり、学んでおくと仕事で活かしやすい点も人気の理由の一つでしょう。

企業選びで重視する点は給与・福利厚生・職場の雰囲気

レバレジーズ株式会社による「エンジニア志望学生の就職活動」に関する調査結果では、入社する企業を選ぶ際に重要視するポイントの1位は給与という結果が出ています。

次いで福利厚生、職場の雰囲気、勤務地と続いており、業務内容や事業内容よりも働く環境・整備を注視して見ていることが分かります。

【企業選びで重要視する軸】

給与57.7%
福利厚生40.4%
職場の雰囲気35.9%
勤務地32.7%
業務内容25.6%
事業内容25.0%
働く環境(リモートなど)16.0%
会社の成長性12.8%
残業時間11.5%
研修・教育制度9.0%
勤務時間7.7%
ミッション・ビジョンへの共感5.1%
技術力3.8%
ネームバリュー3.8%
会社の規模3.2%
通勤時間2.6%
その他0.6%
レバレジーズ株式会社「エンジニア志望の学生に「印象の悪い企業」、一番多い理由が明らかになる」

エンジニアの新卒採用を行う際には、まずは働く環境を見直してみるのも成功率を高める方法の一つかもしれません。

エンジニア新卒採用におすすめの4つの手法

エンジニアを新卒採用する際におすすめの手法は、以下の4つ。

  1. ダイレクトリクルーティングの活用
  2. インターンシップ制度の導入
  3. 理系・文系問わず広く学生にアプローチする
  4. 地方在住の学生や外国人採用も積極的に行う

従来のような求人広告の掲載や合同企業説明会の活用だけでなく、もっと視野を広げながら学生一人ひとりにフォーカスして採用活動をしていくことがポイントです。ただ応募を待っているだけでは競合に負けてしまう可能性も高いため、積極的なアプローチを心がけていきましょう。

次項から、上記4つのポイントについてより詳しく解説していきます。

1.ダイレクトリクルーティングの活用

エンジニアの新卒採用を成功させるなら、ダイレクトリクルーティングの活用は必須です。

実際、レバレジーズ株式会社による「スカウトサービスに関する意識調査」では、就活でスカウトサービスを利用したことがあると回答した学生の割合が60%以上。

さらにウォンテッドリー株式会社による「22卒〜24卒の就職活動に関する調査結果」では、23卒で86%・24卒で66%の学生がスカウトを受け取った経験があると回答しています。

上記を受け、すでに学生の間でもダイレクトリクルーティングによる採用活動は浸透しつつあり、自己応募をするだけでなく企業側からのオファーを受けて選考を受ける割合も増加していると予想できます。

中途採用だけでなく、新卒採用においてもダイレクトリクルーティングはかなり効果的な手段といえるでしょう。

ダイレクトリクルーティングのメリットや成功事例に関して、下記記事で紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。

▼ダイレクトリクルーティングのメリットを解説!成果の出やすい企業や成功事例もご紹介

参考:PR Times「スカウトサービスを利用したことがある学生は6割超え」

参考:Wantedly「22卒〜24卒の就職活動に関する調査結果を発表」

2.インターンシップ制度の導入

採用に直結するインターンシップ制度が2025年卒の学生から正式に認められる件を受けて、エンジニアの新卒採用においてもインターンシップ制度に注目が集まっています。

インターンシップを導入することによって、企業はインターン中の学生の取り組む姿勢や人柄・スキルなどを見ながら、良い人材は「そのまま選考→内定」へ進めることができるため自社に合った人材を採用しやすくなるメリットがあります。むしろインターンシップを実施しなかったことで良い人材を取りこぼす事態にもなりかねないため、しっかり準備を行っていきましょう。

また株式会社マイナビによる「企業新卒採用予定調査」では、とくに注力している採用手法および2024年卒から導入した採用手法に関して、体験型インターシップの割合がほかと比べて高いデータも出ています。

とくに注力している2024年卒から導入
体験型インターンシップ35.7%22.6%
合同企業セミナー(対面)29.3%10.5%
個別セミナー(対面)28.5%6.9%
会社・工場見学25.8%9.0%
個別セミナー(WEB)24.7%8.5%
参考:株式会社マイナビ「2024年卒 企業新卒採用予定調査」

すでにインターンシップを採用に取り入れようとする動きは始まっており、今後さらに制度の活用が進んでいく可能性は高いです。早い段階から準備を行い、インターンシップ採用の波に乗り遅れないようにしましょう。

3.理系・文系問わず広く学生にアプローチする

エンジニアの新卒採用を進める際には、理系・文系問わず広く学生にアプローチすることがポイントです。

エンジニア採用となると理系に目が向きがちですが、文系のなかにもエンジニアの素質を持つ学生は多くいます。

むしろ理系を中心にエンジニア採用を行っている企業が目をつけていない逸材に出会えるチャンスもあるので、採用の間口は広く設けておくと良いでしょう。

学生は成長の伸びしろが格段に大きいという素晴らしい特徴がありますから、社内で教育制度や育成体制を整えて活躍する人材を育てていきましょう。

4.地方在住の学生や外国人採用も積極的に行う

エンジニアの新卒採用では、地方在住の学生や外国人採用も積極的に行っていきましょう。

とくに関東圏にオフィスを構える企業は、一都三県在住など採用範囲を絞り「オフィスに通える人材を採用したい」と考えるケースも見られますが、人材不足・人口減少の昨今ではおすすめできません。

自社に合う人材は関東圏に住んでいるとは限りませんし、地方在住の学生や外国の学生まで採用範囲を広げることで、より企業に貢献する人材の採用確率を高めることができます。

地方在住の学生や外国人の採用を行う際には、Web面接やリモート制度の導入、面接にかかる交通費の支給や引っ越し費用の負担など、物理的かつ金銭的な問題をクリアすることで選考意欲・入社意欲をもって臨んでくれる可能性があるので、しっかり体制を整えてから実施していきましょう。

エンジニアの新卒採用を成功させる5つのポイント

エンジニアの新卒採用を成功させるため、以下5つのポイントを意識するようにしましょう。

  1. エンジニアの育成環境を整備する
  2. 会社の将来性や成長性を見える化する
  3. 部署やチームで活躍しているエンジニア像を見せる
  4. 労働環境・働きやすさを整える
  5. 採用ブランディングを強化する

レバレジーズ株式会社による「エンジニア志望学生の就職活動」に関する調査では、入社する企業を選ぶ際に重要視するポイントのトップ3が「1位 給与」「2位 福利厚生」「3位 職場の雰囲気」であるように、学生は働く環境や待遇を注視して見ている傾向にあります。

そのため小手先のノウハウに頼るのではなく、じっくりと社内の状況を見直す機会を設けるのも重要でしょう。なかでも大切な5つのポイントについて解説していくので、読みながら自社の状況を振り返ってみてください。

参考:レバレジーズ株式会社「エンジニア志望の学生に「印象の悪い企業」、一番多い理由が明らかになる」

1.エンジニアの育成環境を整備する

新卒でエンジニアを採用するためには、エンジニアの育成環境を整備することがポイントです。

学生のほとんどが実務経験なく入社することになるため、内定承諾前に「学べる環境が整っているのかどうか」を確認する傾向にあります。

  • 研修制度はあるのか
  • 業務をフォローしてくれる先輩社員はいるのか
  • セミナーや勉強会などの開催はあるのか
  • 資格を取得するための支援制度はあるのか

など、学生が期待する育成環境をできるだけ整備しておきましょう。

もちろん研修制度がなくても、1年目から実業務を経験できる魅力をアピールするのも方法の一つです。とはいえ「自分にはハードルが高いかもしれない」「入社後に活躍できるか不安……」とネガティブな思考にさせてしまっては機会損失になりかねません。

メンター制度を設ける・定期的な1on1の制度を設けるなど、研修制度に限らず学生の不安を払拭する制度の構築はするべきでしょう。

2.会社の将来性や成長性を見える化する

学生の入社意欲を高めるためには、会社の将来性や成長性を見える化することが大事です。

せっかく興味を持ってもらえても「会社の将来性が見えず最先端の技術を身につけられなさそう」「成長性がなく身になる業務を任せてもらえなさそう」という印象を受けると学生から敬遠されてしまいます。

どういったパーパスのもと、どのような活動・実績を積み上げて成長してきたのか、そして今後はどういった展望を掲げているのかといった「会社の将来性や成長性」を数値を用いながら分かりやすく発信していきましょう。

3.部署やチームで活躍しているエンジニア像を見せる

新卒採用を成功させるためには、部署やチームで活躍しているエンジニア像を見せることがとても重要です。

新卒採用・中途採用関わらず、誰しも何か新しいチャレンジをする際には「実際のイメージ」ができなければ、一歩踏み出す勇気を持ちづらいもの。「サッカーをやろう!」と誘われても、サッカーがどんなスポーツなのか想像できなければ、自分にできるか判断がつかず誘いを断ってしまうのと同じです。

そのため部署やチームで実際に活躍しているエンジニアは、

  • 学生時代にどんな風に過ごしていたのか
  • どうしてエンジニアになったのか
  • 現在どんなプロジェクトを担っているのか
  • プロジェクトを進める過程ではどんな成長があったのか
  • 今後はどんな挑戦をしたいのか
  • 年収や役職はどう上がっていたのか

など、詳しくエンジニア像を見せることがポイントとなります。

社員インタビューを行って記事を掲載したり、実際に現場社員と話せる機会を設けたりして、学生がイメージを持てるように施策を行っていきましょう。

4.労働環境・働きやすさを整える

新卒でエンジニアを採用するなら、労働環境・働きやすさの整備は欠かせません。

労働環境に関しては給与等の報酬面はもちろん、最新スペックPCの支給・デュアルディスプレイ・集中できる個別ブースの有無・社内ツールの最新性など、働くうえでストレスのない環境が整備されていることが大切です。

働きやすさに関しては、残業時間や休日数・有給の取りやすさや長期休暇の取得可否・出社とリモートの割合やワーケーションの可否・研修制度の充実度・組織や先輩社員の雰囲気や人柄、などが重要視される傾向にあります。

組織や先輩社員の雰囲気という観点は学生個々との相性の問題になるため、自社の空気感や価値観をミスリードなく伝えられるよう工夫していきましょう。

5.採用ブランディングを強化する

エンジニア新卒採用で成功を収めるためには、採用ブランディングの強化はとても重要です。

学生はまず「どんな企業なのか」を把握しようとするため、その時点で興味を持ってもらえないと話を聞いてもらうことすらできません。なかでもIT人材不足が顕著な昨今では、より多くのエンジニア志望の学生に興味をもってもらえるように採用ブランディングを強めていくのは急務ともいえるでしょう。

企業の思いを伝えるキャッチコピーや企業メッセージの作成、各種オウンドメディアやSNSを用いた情報発信、イベントやミートアップの開催など、さまざまな施策に取り組んでいくことが大切です。

エンジニアの新卒採用におすすめの媒体5選

エンジニアの新卒採用におすすめの媒体を5選紹介していきます。

エンジニア採用媒体といっても、それぞれのサービスによって特徴が大きく異なるため、自社が求めるターゲットを採用するためにはどの媒体を使用するべきなのか、媒体選びの参考にしてみてください。

  1. paiza新卒
  2. LaboBase就職
  3. 理系就職エージェントneo
  4. 理系ナビ
  5. ちほりけ

それでは次項より、一つずつ詳しく見ていきましょう。

paiza新卒

(画像は公式サイトより引用)

「paiza新卒」は、ITエンジニア特化型の新卒採用サイトです。

paiza新卒の大きな強みは、理系学生が8割以上かつ上位校在籍の学生が多いこと。登録している学生の8割が理系学生で占められていて、情報系を専攻する学生だけで見ても6割を越えています。

また東大・京大を含む上位校の学生も3割を超えるという特徴もあるため、学歴も重視して採用したい企業にもおすすめです。

さらに新卒採用の際、課題の一つに「学生の技術レベルを測れない」ことが挙げられますが、paiza新卒は独自テストで一人ひとりの技術レベルを可視化しているため、客観的にデータを閲覧しながら自社に合った学生にのみアプローチすることができます。

完全成果報酬で採用成功したときのみ費用が発生する料金体系のため、気軽に導入できる点もポイントでしょう。

LaboBase就職

(画像は公式サイトより引用)

「LaboBase就職」は、理系学生に特化した新卒採用サイト。登録している理系学生の学歴を見ると、MARCH・国公立以上の学生が80%を超えていて、AI・データ分析・機械工学・電気回路・素材/材料・バイオなど学生の技術領域も多種多様です。

また累計70,000人以上の理系学生データから常に最新の学生の傾向を提供しているため、時代に合わせて柔軟な採用手法を検討できる点も大きな魅力でしょう。

さらにマッチング機能が充実しており、あらゆる観点から学生を絞り込み、詳細なプロフィールを閲覧しながら自社に合う人材を見つけることができます。

利用に関しては月額のデータベース利用料金のみ。成果報酬費用がないため、採用コストを抑えながら運用したい場合にもおすすめできるサービスでしょう。

理系就職エージェントneo

(画像は公式サイトより引用)

「理系就職エージェントneo」は、理系学生に特化した新卒紹介サービスです。

機械/電気・情報系・建築・土木など、さまざまな技術領域を学んできた学生を全国から集客しており、自社に合ったさまざまな人材を紹介してもらうことができます。また紹介だけでなく、説明会への参加を促すなど自社の採用活動に合わせて支援してもらえる点が特徴的です。

年間で60,000人以上の理系学生からの登録があり、学歴は日東駒専・地方国公立が40%、次いでGMARCH・関関同立の学生が多くなっています。くわえて全国から学生が集まっているため、地域に合わせた採用もしやすい特徴もあるでしょう。

理系就職エージェントneoは成功報酬型の料金体系をとっているほか、内定辞退により入社に至らなかった場合には支払った料金の50%を返金するなどの体制もあるため、費用コストを抑えつつ採用を進めていくことができます。

理系ナビ

(画像は公式サイトより引用)

「理系ナビ」は、理系学生のための新卒採用支援サービスです。

理系就活生を対象にインターンシップから新卒採用情報・イベント情報などを公開したり、就活生向けのキャリアスクールやキャリア相談をしたりと学生の情報収集と採用支援に注力しているため、広報の一環として活用しながら採用を進められる特徴があります。

なかでも理系ナビのスカウトオファーというサービスでは、企業側が学生の登録情報を見て個々にオファーを送れる仕組みになっており、自社にマッチした学生にダイレクトにアピールができます。

理系ナビに登録している学生は、大学属性で見ると東大・京大や早稲田・慶応といった上位校在籍の学生〜地方国立の学生までさまざま。

専攻分野も、情報系・数学/物理系・化学系・機械系・生物系・電気/電子系・建築/土木/都市工学系・金属/材料系・農学系・環境/資源系とかなり幅広いです。

利用に関しては学生の検索自体は無料で行うことができ、オファーを送信したい学生を見つけた場合に利用登録して料金が発生する仕組みであるため、タイミングを見計らって始められる点もポイントでしょう。

ちほりけ

(画像は公式サイトより引用)

「ちほりけ」は、地方の理系学生を紹介する新卒採用支援サービスです。

ちほりけの大きな特徴は、登録している学生は「ちほりけの交通費支給サービス(交通費・宿泊費込みで学生1人あたり最大6万円まで支給)を利用して選考を受けられる」こと。

採用担当者が地方に足を運ぶ手間がかからないことはもちろん、金銭面から学生も利用しやすく100,000人を超える地方学生が集まっています。

首都圏は採用競争率が非常に高いこと、そしてフルリモートの働き方も増えていることもあり、地方学生の新卒採用にも注目が集まっています。採用範囲を広げたい際には、数多くの地方学生が登録しているちほりけは、おすすめできるサービスでしょう。

費用は完全成功報酬型のため、内定承諾されるまで一切費用がかからない点も魅力の一つです。

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個々の課題や目標に沿って柔軟に対応していくため、まずはぜひお気軽にご相談いただければと思います。

また「新卒エンジニアのダイレクトリクルーティングが初めて」という場合でも、採用目標に沿って最適なツールやコスト感・スケジュールイメージなどをご提案しながら進めていきますのでご安心ください。

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