スカウト代行の料金相場は?選定方法や代表的なサービスまで紹介

労働人口の減少や優秀な人材を採用したいとの想いを背景に、ダイレクトリクルーティングに取り組む企業が増えてきました。

しかし、これまで行われてきた求人広告やエージェントの活用に比べて、ダイレクトリクルーティングではノウハウや工数が求められます。そこで活用する企業も多いのが「スカウト代行」。

本記事ではスカウト代行の料金相場のほか、選定ポイントから代表的なサービス、任せられる業務内容までを一挙紹介します。

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スカウト代行サービスのタイプと料金相場

スカウト代行サービスは多くの場合、月額固定制または従量課金制を取っています。また、この2タイプより数が少ないものの成果報酬型のサービスも存在します。自社のニーズや稟議の通しやすさなどを踏まえて検討しましょう。

月額固定型

費用相場:30万円~70万円/1ヶ月

月額固定制の場合、コストが一定で予算把握がしやすいのが特徴です。長期契約であれば、単純に1ヶ月の値段に契約月数をかけた金額ではなく割引が発生する場合も。また月額固定制のスカウト代行サービスは、ただスカウトを送信するだけでなく、戦略設計や効果検証など一気通貫で行ってもらえるものが多い傾向にあります。

代表的な代行サービスには、「core scout」や「CASTER BIZ」があります。

「core scout」は、エンジニアやPdM、CTOなどIT系人材の採用に強みを持つサービスです。WebサービスやSaaSなどを提供する企業のほか、IT系職種を中心に採用したい企業に適しています。

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「CASTER BIZ recruiting」では、スカウト代行はもちろんのこと、採用全般、さらには人事・総務全般の代行も行っています。そのため、採用以外の業務でも依頼したいことがある企業や採用業務全体においてリソースが不足している企業におすすめのサービスです。

https://recruiting.cast-er.com/

従量課金型

費用相場:800円~1,500円/スカウト1通

従量課金制のメリットは、送信した分だけの課金なのでコストの調整がしやすいことです。

予算が潤沢にある場合はできるだけ多く送信してもらうことができますし、反対に「予算を⚫︎万円までに収めたい」ということであれば、予算に応じた送信数で依頼することができます。

スカウトの単価は、採用難易度の高い専門職の場合は高くなる傾向にあります。

また、カスタマイズ部分のウェイトが大きい「YOUTRUST」や「転職ドラフト」などの媒体を利用する場合も、高額となることが予測できます。

従量課金制の代表的な代行サービスは「PRO SCOUT」です。

スカウト媒体の選定から相談できたり、候補者の選定だけを依頼できたりと、アウトソーシングできる領域に幅があるのが特徴です。比較的安価のため、はじめてスカウト代行を依頼する企業に特におすすめです。

https://vollect.net/

成功報酬型

費用相場:新卒採用:20〜50万円程度/1人 中途採用:50〜80万円程度/1人

無駄なコストが一切発生しないというメリットがある反面、この料金体系のサービスは多くはないので、自社に合ったサービスを選びづらいというデメリットもあります。多くのサービスから選びたい場合は、ほかの料金体系も含めて検討した方がよいかもしれません。

代表的なサービスは、「エージェントベスト」です。成功報酬以外は発生しないフリープランのほか、定例MTGを行ってもらえる月額+成功報酬のプランも。コストをできるだけ抑えたい企業におすすめです。

https://agent-best.net/Top

スカウト代行に任せられること

スカウトの送信や候補者の選定

スカウト代行における基本業務であり、スカウト代行であればどのサービスでも任せられます。

一般的にスカウト代行では、代行業者による候補者の選定→依頼企業による選定者の確認・評価→スカウトの送信という流れで行われます。スカウト代行業者と依頼する企業との間でスカウト選定基準が合っている場合は、企業による確認を行わないことも多くあります。

スカウト選定者の評価の際には、スカウト代行業者との候補者選定の目線を合わせるためにも、特に最初のうちは丁寧にフィードバックをするとその後の流れがスムーズになります。

スカウト媒体の検討・選定相談

ダイレクトリクルーティングがはじめての場合、まずスカウト媒体をどのように選定すればいいのかわからない場合もあるかもしれません。その場合は、代行の一環として媒体の選定相談に乗ってもらうことも可能です。

スカウト代行業者は一般的に数多くの媒体を使用しているため、自社だけで判断するよりも的確なアドバイスを得られるでしょう。

効果測定・改善提案

スカウト実施後の効果測定や、それを元に自社の採用課題の分析などの依頼も可能です。採用リソースが十分でない場合は特に、ダイレクトリクルーティングの効果測定や自社の課題の特定に手が回っていない企業も多いです。

スカウト代行サービスには、候補者選定、スカウト文面、スカウト後の面談などどのフェーズに課題があるのかを特定し、改善に向けたPDCAを回すところまで行ってくれる企業もあります。

社内だけでうまく行っていない場合は、採用コンサルティング的な意味合いでスカウト代行を利用してみるのもよいかもしれません。

▼スカウトの効果測定に特化した管理シートを配布しています。

採用全体の戦略設計

スカウト代行だけでなく採用コンサルティングも行っている企業に依頼すれば、全体の戦略設計や採用広報などの別業務も含めて、丸ごとお任せすることが可能です。

ダイレクトリクルーティング以外にも外部の協力を得たい業務がある場合は、スカウト専門の代行サービスではなく、採用代行(RPO)サービスへの依頼がおすすめです。

代行サービスを選定する際に抑えるべき3つのポイント

1.自社が任せたい業務を棚卸しする

前章で紹介したように、スカウト代行サービスに依頼できる業務はさまざまですが、スカウト代行会社によって対応できる業務は異なります。

採用活動全体を任せたいのであれば、スカウトに特化したサービスではなく全般を頼めるサービスを選ぶ必要がありますし、採用戦略設計などから入ってもらいたいのであれば、採用コンサルティング企業への依頼が望ましいでしょう。

いざ依頼した後にしてほしいことを頼めないとならないように、自分が任せたいものを事前にすべて洗い出しておきましょう。

2.自社に合った料金プランがあるか確認する

スカウト代行には、「月額固定」、「従量課金」、「成功報酬」の大きく分けて3つの料金体系があります。

スカウト代行の利用には、社内での予算の承認も必要になります。どの料金体系であれば受け入れてもらえて稟議が通りやすそうなのか、そしてその料金体系にはどのようなサービスがあるのかを把握しておきましょう。

3.担当者との相性を確認する

スカウト代行は、依頼してしまえば終わりではなく、代行担当者が選定した候補者の確認や新しい職種を募集する際の採用要件の伝達など、日々連絡を取ることが多いです。

そのため、担当者と相性が合わないと不要なストレスを抱えてしまう可能性も。連絡の方法(電話、メールなど)やタイミング、人柄など、ストレスなくスムーズに仕事ができる担当者であることが重要になってきます。

営業担当と実際に窓口としてやり取りをする人は異なる場合もあるので、どんな人が担当となってくれるのかを事前に確認しておくのがベターです。

▼スカウト代行サービス選びについてより詳しく知りたい方はこちら

さいごに

今回は、スカウト代行の料金体系や選定の際のポイントについて紹介しました。一口にスカウト代行といってもさまざまなスタイルがあります。検討しているサービスが自社のニーズにマッチしているのかをきちんと確認した上で、スカウト代行業者の選定を行いましょう。

core scoutでは、ダイレクトリクルーティングを通じた母集団形成を支援しています。母集団形成にお悩みであれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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